59「私と香港」

香港にはもう数え切れないほど行った。
中国に返還される前から何度も行ってる。
多くて年に4回。
少なくても3回。
それが15年くらい続いたなー。

色々な思い出があるけれど、
一番の思い出は!!っと聞かれたら、これしかない!

歌う仕事で、しかも400人の
オーディエンスが予定されていて、私は渡航前に綺麗にしなくちゃ〜ステージだしーなんて
思ってネイルサロンにいた。

そしたら携帯に国際電話。
その内容たるや、
「明々後日のライブだけど手違いでバンドが入らなくなってしまいましたので、弾き語りでお願いしますっ!」

えーーーーーーーっ!

もう爪つけてる真っ最中なんですけどーーーー!!

ありえないっ!
ありえないよーーっ!

と思ったが、どうにもならないんですよ感満載の電話に、これはやるしかないのかーと、半ば諦めた私。

諦めたはいいけど、予定していた歌は弾き語りなんかじゃ歌えない。

とにかく弾き語り出来る曲に
全てセットリストを変更。

なんとも脈絡のないセットリストで、こうなったら日本語でもいいか。
ピアノ弾かなきゃならん!みたいな勢いしかなかったが、内心ドキドキだった。

さて、いよいよ香港に入り、
一流ホテルのバンケットルームでリハ。と言っても私一人だけどね(笑)

香港はご存知かと思うが、
湿度も気温も高い。

ピアノの調律したのかしらん。
と思うくらいのピアノで、
こりゃ、このピアノに合わせて自分の歌う音程も下げなきゃー
みたいな(笑)

なんとか本番は切り抜けたものの、香港での強烈な、
また、私のライブ史上強烈な
思い出ー。

単に思い出にしておこうー。

「慕情」という大好きな映画がある。
香港が舞台になっている。
歴史に残る名作だ。

この映画の中にビクトリアピークでのシーンがある。

大好きなシーン。

ビクトリアピークからの眺めは最高に素晴らしい。

そして、九龍サイドから
香港サイドの眺め、特に夜景は本当に何度見ても不思議な気持ちになる。

海と高層ビルのコラボレーションではあるが、
お台場とは違う印象なのは、歴史的な情緒が漂っているからだろうなー。

この夏、本当に久しぶりに香港に行き、更に実感した。

香港はお芝居やミュージカルなどのエンタメはメジャーではないけれど、
香港映画はまた特別なカルチャーだし、至るところにピアノの生演奏をしているラウンジがある。

調律は大抵湿度でくるってはいるが(笑)

そうそう、香港で太極拳のレッスンを受けるのも私の旅の楽しみで、
もう80歳になるウィリアム先生も久々にお会いした。
お元気そうで嬉しかったな。
「number One〜〜!!」
と太極拳のレッスン中に私の
丹田褒めてくれました(笑)

久しぶりの香港は、
やっぱり私の第二の故郷のようだった。

100年ぶりの暑さだった香港。

また近々行くことになると思う。

2015-08-26 | Posted in Essence of SetsukoNo Comments » 

関連記事